2023/04/09 12:50


日本では、桜が散り始め、本格的な春の日差しが感じられるようになってきましたが、
欧州では本日**4月20日が2025年度のイースター(復活祭)**です。

イースターは「春分の日の後、最初の満月の次の日曜日」と定められているため、毎年日付が異なります。
そのため、年によっては3月中に祝われる年もあれば、今年のように4月の第3週にあたる年もあります。

ちなみに、イースターが最も早かったのは1818年の3月22日
逆に最も遅かったのは1943年の4月25日と、約1か月以上の幅があります。

そんな多彩な顔を持つイースターですが、昨年ご紹介した各国のイースターエッグに加え、
今年は引き続き、ヨーロッパ各国でこの時期に楽しまれている伝統的なスイーツをご紹介します🍰🥚


ドイツ:卵形のケーキ「イースタークーヘン / Osterkuchen」や、
クリームチーズ入りのお菓子「キュッケンレ / Kükenle」、
そしてもちろんチョコレートの「イースターエッグ / Ostereier」も人気です。

イタリア:ふわっとした卵形のパン「コロンバ / Colomba」。
平和の象徴・鳩の形も多く見られます。

フランス:繊細な「ショコラの卵 / Oeufs en chocolat」や、
イースターブレッド / Pains de Pâques」、
アーモンド風味の「プレネール・ア・ラ・ノゥール / Prénels à la noix」などが登場。

スペイン:「モナ・デ・パスクア / Mona de Pascua」という甘いパンや、
チョコレートやカラフルなキャンディで飾られたイースターエッグが子どもたちに大人気です。

イギリス:香ばしいスパイスとレーズンが効いた「ホットクロスバンズ」、
定番のチョコレート製イースターエッグも外せません。

ポーランド:伝統的な「ババ / Babka」というパンや、
クリームチーズのケーキ「マジェ / Mazurek」など、素朴ながらも温かみのある味わいが特徴です。

ギリシャ:イースターには欠かせない「ツーレキ / Tsoureki」という卵形のお菓子や、
アーモンド風味の「コウリアクーヤ / Koulourakia」も人気です。


どの国のスイーツも、その土地の文化や季節の彩りを感じさせるものばかりで、見ているだけでワクワクしますね。
皆様もぜひ、気になる国のスイーツを作ってみたり、テーブルに彩りを添えたりして、
今年のイースターを特別な日曜日としてお楽しみください♪